保守は伝統や公共の福祉を重視する価値観です。
リベラルは個人の自由を重視する価値観です。
右派は、市場原理を信頼し、規制のもたらす非効率(いわゆる「政府の失敗」)を重く捉えて、小さな政府を志向します。
左派は、市場原理の負の側面(いわゆる「市場の失敗」)を重視し、政府による再配分や規制を望んで、大きな政府を志向します。
これを機会に、自分の価値観を見直してみるのも良いかもしれません。理由もなく信じていないか、自分に都合がいいから信じているのではないのか、自分の立場が変わった場合でもその価値観を捨てない自信はあるのか、誰かに必要以上の犠牲を強いていないか、その信念に根拠はあるのか、今後の日本を考えたときにそれで立ち行くのか、などと。自戒を込めて。